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道南コミュニティ・ネット 誕生の経緯「道南コミュニティ・ネット」発足のご案内に代えてご挨拶申し上げます。 みなさん、こんにちは。 まだ、アナログの電話回線を利用してのインターネット接続が当たり前であり、日本のインターネット草創期であった1996年11月末に地域のコミュニケーションの活性化を目的に(株)HINETさんのご好意により電子メールアドレス帳道南版が産声を上げました。 登録会員は道南のみならず、道南に所縁のある老若男女が国内はもとより海外からも登録があり、さまざまな情報交換が行われていたのが特徴です。 当初は登録された会員間の情報交換はメーリングリストにより行われていたこともあり、このコミュニティは自然に「道南ML」と呼ばれ、またこの道南MLは今日まで10年間に渡り、多くの足跡を残してきました。 道南MLからは会員の自発的な活動の成果として、<「今日は何の日」カレンダー>や<「道南身障者用トイレ所在地」>などのコンテンツが出来上がりました。道南を離れるととたんに懐かしい<「道南方言集」>や、当時は電子メールの設定で苦労が多かったこともあり、有志で作成した「電子メールQ&A」なども会員の積極的な活動の賜物です。 また、平成9年9月には道南ML会員有志12名の呼びかけ人によって道南27市町村のインターネット応援団となるべく<「おがれ27」>を立ち上げています。「おがれ27」は趣旨書の中で「自分のできることを、自分のできる範囲で、自らがする、というのを原則にする。それはきっと、他人のため、誰かのためにではなく、あなた自身のためにすることであり、その果実はあなたと、多くの人々が共有できるものにしょう」と声高々と宣言して活動の輪を広げていきました。 さらに、道南MLで忘れてはならないのは年越しイベントのために設置された掲示板「Cafeはこだて」です。 毎晩夜11時のテレホーダイタイムには大勢の参加者が集い、濃厚で楽しく、自由で愉快なコミュニケーションが繰り交わされました。 この「Cafeはこだて」では、さまざまなイベントが企画されていきました。 「オフ会」と呼ばれる現実のミーティング開催もそのひとつで、「顔」の見えない匿名性の高いネット環境でのコミュニティを補完する上で重要な役割を果たしています。 また、道南ML一周年の際には函館、仙台、東京の3会場で同時に開催され、その一部はネット中継もするなど「オン」「オフ」いずれにおいても会員の積極的な参加が、道南MLコミュニティを着実に成長させてきました。 しかし、残念なことにサービスを提供してくださっていた(株)HINETさんの設備更新により各種サービスの維持が困難となり、道南MLを停止(2007年2月9日予定)せざる得ない状況となりました。 そこで道南MLコミュニティを何らかの形で残したいと道南MLの有志が「道南ML継承検討会」(現在の道南コミュニティ・ネット準備会)を立ち上げ、短い時間の中であらゆる可能性を検討してきました。 日々変化するインターネットの世界では掲示板や電子メールに加えてブログやSNS、音声会話やPCテレビ電話、動画の掲載、多機能携帯電話の発展など個人レベルでも利用が可能な新しいサービスが提供されるようになってきています。 今後も変化するネット環境にも柔軟に対応しながら、道南の新しいコミュニティの一角として活動できるよう「道南コミュニティ・ネット」(以下「道南CNML」と略す)を立ち上げました。 2007年1月23日 |
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